空き家売却における【Q＆A】を集めました。 | 袋井市で不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識の発信に努めています

質問に対する答え。

「まずは必要なものだけを保管しておく程度で大丈夫です。」

いわゆる残置物の質問です。

空き家となった実家の場合は特に親が住んでいたままの状態で、物が大量に残っているパターンが多いです。

綺麗に片づけなければ、売り出せない。

ということはありません。

なぜなら購入者が建物を取り壊す可能性もあるからです。

片付けが進まないことにより、売却時期が延び、条件の良い売買のチャンスを逃してしまったり、

また税金の特例の期限に間に合わず、高額の税金を納めることになるかもしれません。

日常の生活がありながら、空き家の片付けをするのは非常に大変なことと思います。

まずは『必要な物と不要な物』を整理しておくことだけをお勧めしています。

質問に対する答えはこちらです。

「売却することは可能です。」

売却する上で必要な書類はいくつかあります。

・権利証（現在では登記識別情報と呼びます）

・実印

・印鑑証明書

・建物の建築確認済み書

・建物の検査済み証

などなど。

多くの空き家売却のお手伝いをさせて頂いてきましたが、全ての必要書類をお持ちの方は今までいませんでした。

つまり必要書類が現状無くても、売却は可能です。

権利証に関しては、費用が掛かりますが、再発行が可能です。

建物の確認済み証や検査済み証は無くても、市町村にて代わりとなり得る書類を発行することができます。

また、土地の購入費や建物の建築費などが分かる書類（契約書や領収書など）があると、税金の対策になりますので、できれば見つけておきたいですね。

質問に対する答えはこちらです。

「売り出すことは可能です。」

不動産売買は登記上で所有者（売主）から買主へ移転されることにより、成立します。

相続登記が終わっていない。つまり亡くなった親の名義のままになっている場合、現実の所有者に相続登記をしない限り、第三者へ売り渡すことができません。

しかし、売りに出し、買手が決まり、売買契約をすることは可能です。

売り出しから最短でも一か月半後の引き渡しとなりますので、それまでに相続登記が済めば大丈夫です。

注意しなければならないのは、

相続登記が相続人の間で揉める可能性がある場合は、まずは相続登記をした方が良いでしょう。

質問に対する答えはこちらです。

「買手が決まるとスケジュールはタイトになりますが、署名捺印作業などで、面倒な作業はありません。」

不動産売却は一生に何度も経験することは無いため、難しく捉えてしまう方が多いですが、決して難しくはありません。

１．金額を決め

２．契約では署名捺印し

３．引渡しでも署名捺印

が主な内容です。

売り出し前にいろいろなことを決めておくことができれば、あとは決して難しくはありません。

不動産売却の【Q＆A】いかがでしたでしょうか。

実際に頂いてきたご質問を基にお話ししてきました。

同じようなネット記事を見ますと、不動産会社の選び方。など誘導するような記事も見受けられますが、不動産会社は、特化している分野があるかどうか。などは大いにあると思います。

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