実家の片付けをしておくことの大切さ | 袋井市で不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識の発信に努めています

こんにちは。

すずめ不動産の鈴木です。

実家に関するお悩みの多くに、片付けの大変さをよく耳にします。

両親から空き家となった実家を相続するも、なかなか片付けが進められず、困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そこで今回は後々の苦労が少しでも軽減されるよう、事前にできる片付けについてお話しします。

まず片付けの種類として大きく分けて、２パターンあります。

①両親が元気なころに行う生前整理

生前整理の一番のメリットは両親の意見や想いをしっかりと汲み取りながら、整理ができることです。

さまざまな品々がある中で、処分しても良いかどうか。は親子といえど感覚の違いはあるはずですので、生前整理ができるか。できないか。でその後の苦労は大きく変わってきます。

②亡くなってから片づける遺品整理

生前整理ができないまま、遺品整理をすることになると、もちろん両親の意見や想いを確認しながら処分をすることはできませんが、逆に処分の速さは遺品整理の方が早いことが多いでしょう。

一点、注意するポイントとしましては兄弟姉妹などとの、意見の違いで諍いが起きてしまう恐れもありますので、コミュニケーションは十分に取っておく必要があります。

次に生前整理や遺品整理において、片づけておくことのメリットのお話しをします。

1.家の安全性を高める

やはり物が少なければ少ないほど、自然災害が起こった際の被害は少なくなると思います。

地震であれば家具や家電が倒壊して、怪我をする恐れがありますし、大雨による浸水などで、急遽外へ出る必要性が出てきたとしても、廊下や窓、玄関付近に物が積みあがっていることによって素早い行動ができなくなると人命にも影響が出ます。

また空き家となってからであっても、物が少ないことによるメリットはあります。

地震や浸水などで家財道具がダメになってしまうと、その後の処分費にも影響は出てきます。

2.いざという時に物を見つけやすい

自然災害時につながる部分として、緊急事態において災害用リュックや懐中電灯などがすぐに見つかることは非常に大切です。

万が一、緊急時に何らかのアクシデントや認知の関係から家主が防災アイテムを発見できなかった場合でも、整理整頓されていれば、身内の方であったり、近所の方による発見が早まり、危険を回避できることも考えられます。

3.介護を考えたリフォームをするのもスムーズに行える

両親が車いす生活になったとすると、実家をバリアフリー化することも一つの案として考えられると思います。

両親のために少しでも早く着手したいと思っても、整理ができておらず、勝手に処分もできない。という点から着手が遅れることも出てきます。

以上、３点から実家の片付けはできることからやっていくことをお勧めします。

ただ、そうは言っても遠方にお住まいでなかなかこちらへ帰省できず、進めたくても進められないという方もいらっしゃると思います。

そんな時は業者に依頼することも一つだと思います。

すずめ不動産では、地元の業者さんとの繋がりもありますので、

気になる方は是非一度、お問合せください。