地元の土地・空き家の売却依頼の【要】は媒介契約の賢い選択！ | 袋井市で不動産売却に関するお役立ち情報や豆知識の発信に努めています

媒介契約とは、

土地や空き家などの不動産の売却を、不動産屋さんへ依頼した。

という内容の契約です。

最終的に執り行われる売主様と買主様による売買契約のような、縛りが強いものではなく、

不動産という単価の大きな取引における口約束ではない、書面による互いの約束の確認の意味合いになります。

売却のご相談をいただき　→　金額を確定した後　→　売主様と不動産屋さんの間で『媒介契約』を結ぶ

媒介契約には三つの種類があります。

それぞれに内容の違いがありますので、分かりやすく表にして解説します。

一般媒介契約のメリット

一般媒介契約の最大の特徴は縛りの弱さです。

上記の表の通り

・不動産会社を同時に何社頼んでも良いこと。

・もし、自ら買主を見つけたとしても、契約した不動産会社を通す必要は無いこと。

一般媒介契約のデメリット

複数の不動産会社と契約を結ぶという事は、それだけ手間が増えます。

また自ら買主を見つけたとしても、不動産会社を仲介することによって、後々のトラブルを防ぐことはできます。

単価が大きいからこそ、プロに依頼することは大切です。

専任媒介契約のメリット

専任媒介契約は売却活動の状況を１４日に一回以上の頻度で不動産会社が報告をする義務があります。

状況を把握しておきたい方にとっては、大切なポイントとなるかと思います。

専任媒介のデメリット

一般媒介契約とは異なり、売却の依頼を一社に絞らなくてはいけません。

専属専任媒介契約のメリット

こまめに状況を把握しておきたい方にとっては、不動産会社からの状況報告義務が７日以内に一回以上の頻度であることは非常に魅力的と言えます。

専属専任媒介契約のデメリット

自ら買主を見つけたとしても、必ず契約した不動産会社を通さなくてはいけません。

媒介契約の選択はその人の考え方で自分に合う種類の契約を選ぶべきであり、正解はありません。

ここからはあくまで一つの提案ですが、

購入を検討している方は、日々常に新着物件をat homeやSUUMOなどのポータルサイトで隈なくチェックしています。

そうしますと、どこか一社が情報を載せるだけで十分に知れ渡ることとなります。

また仮に自らが買主を見つけてきたとしても、後々のトラブルへの保険だけでなく、買主が購入にあたり融資を受ける場合などで、不動産会社の仲介を条件とする金融機関もあります。

ですので一般媒介契約の最大の特徴である縛りの弱さが、良いことばかりではないことが、分かるかと思います。

すずめ不動産としましては一度、有効期限内の３か月間だけ、一社に任せて様子を見てみることをお勧めしています。

また次回のブログで、すずめ不動産が売却のお手伝いで遠方にお住まいの売主様にしているサービスを紹介させていただきます。