空き家売却の第一歩! 注意点(ポイント)は2つだけなんです

query_builder 2023/01/06
相続掛川市_不動産売却高く売りたい袋井市_不動産売却豆知識
空き家売却の第一歩

こんにちは。

すずめ不動産の鈴木です。



不動産の購入は一生に何度も経験することが無いように、売却も一生に何度も経験することでは無いはずです。




不動産の売却を経験する最も多いタイミングは、親が亡くなり、使い道のなくなった空き家の実家を相続した時のようです。




大切な不動産のことですので、ついつい神経質になってしまいがちですが、神経質になりすぎる故にせっかくのタイミングやご縁を逃してしまう方たちを数多く見てきました。




空き家を売却する上で知っておくべきことは確かにありますが、

逆に注意点(ポイント)を抑えておけば、必要以上に注意深くならなくても大丈夫です。





今回はそんな空き家売却の第一歩となる注意点(ポイント)を解説していきます。










注意点(ポイント)その1.名義人は誰になっていますか?


売却を考えているご自身が名義人であれば、問題ありませんが、


相続をしたものの、相続登記の手続きをしていない場合は、元の所有者が名義人となっています。



その場合、登記上はあくまで第三者となってしまうため、売却ができません。



しかし!相続登記が済んでいない場合でも相続登記が完了することを条件として、売買の契約をすることはできますので、急に手放す必要ができた場合や、タイミングよく話が出てきたけど、まだ相続登記が完了していない場合などでも、


状況によっては売却手続きを進めていくことはできますので、その都度ご相談ください。




注意点(ポイント)その2.空き家の状況はどうなっていますか?

空き家の売却方法はいくつかあります。

空き家の状況などによりベストな方法を見つけてみてください。




そのままの状態で売却

最もお勧めするのがそのままの状態での売却です。

空き家となった実家の売却となると、一般的にはその建物の築年数は35年以上経っていることが多く、またこれも一般的には建物の価値としてはほとんどの場合でゼロと判断されることも多いです。



だからと言って、売却するために建物を解体してしまうと先に解体費用が必要となります。


一般的な二階建てで150万円から230万円ほど掛かります。


また建物を解体することにより固定資産税も高くなってしまうため、急いで解体することはせず、まずはそのまま売り出すことをお勧めしています。




先に解体してしまう事のデメリットは別の記事に投稿していますので、下記リンク先より見てみてください。








空き家となった実家の売却は、必ずしも解体する必要はありません!!







しかし、空き家として所有している期間が長期化することによるリスクとしてのデメリットもあります。

・治安の悪化

・犯罪対象の懸念

・自然災害のリスク

・近所とのトラブル


などなど、建物があることによるリスクはついて回ってきてしまうため、その点はデメリットと言えるでしょう。




また建物があることにより、購入希望者視点からのイメージが付きづらく、売却期間が長引くこともまた懸念の一つではあります。




リフォームして売却

リフォームをすることによって自ずと付加価値はつくこととなり、高く売却できる可能性もあります。



水周りのみを変えるだけでも、大きく印象は変わることはメリットと言えます。



デメリットとしては、やはり先行してリフォームの費用が掛かること。

そしてリフォームしたからと言って、必ず付加価値が付いた金額で売れるかどうかはわかりません。




このパターンをお勧めするのは、築年数がまだ浅い場合や、建物自体がおしゃれな間取りであったり、デザイン住宅などであれば、リフォームという手段は有効かもしれません。




解体更地にして売却


建物を解体することにより、中古住宅を希望する買手だけでなく、土地を希望する買手も対象となり、建物がある状態よりも買手のイメージが付きやすく、購入のハードルが低くなることにより、売却しやすいことは大きなメリットです。



デメリットは言わずもがなではありますが、先行して解体費用が掛かること。


また固定資産税が高くなってしまうこと。



もう一つ、

・居住用財産の3000万円特別控除

が使えるかどうか。大きなポイントとなります。



居住用財産の3000万円特別控除により、空き家を売却した場合の所得税が大きく変わってきます。



建物を解体した場合でも控除は利用できますが、解体後1年以内に売買の契約を締結する必要がありますので、その点は解体した場合の懸念材料となるでしょう。





また空き家を所有している際のリスク回避は何か起こってしまった場合に備えるメリットと考えられます。





建物が著しく老朽化していて、被害の危険性がある場合や、土地としての立地や住環境が良く、人気のエリアで早期売却の見通しも立つ場合は、先行して建物解体をしてみる選択肢を考えてみても良いかもしれません。





不動産業者への買取


すずめ不動産としては【買取】は最終手段だと考えています。



別のブログ記事でも投稿していますが、メリットデメリットは単純明快で、



メリット→金額に納得すれば、短期且つ費用負担もほとんどなく売却できる

デメリット→相場価格の6~7割程度になることが多い


これに尽きます。



ですので建物の状況というよりは、相続を受けた方の状況次第ではとても有効な売却手段であることは確かです。




まとめ


まずは①の名義人の問題がクリアとなっていれば、

あとはその空き家の状況(建物の築年数やエリアだけでなく、相続を受けた方の状況など)によって、ベストな売却方法は必ずあります。




すずめ不動産はお客様に最適な提案をさせていただきますので、どうぞお気軽にお問合せください。




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すずめ不動産

住所:静岡県袋井市大門10-4

電話番号:0538-43-0075

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